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相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で起こった障害者差別に端を発する事件は、19人の命を奪い、26人が重軽傷を負った。元職員の植松聖死刑囚(36)の採用に携わった園長が、施設の再建を任されてきた。
園長の永井清光氏(56)は自責の念を抱きながらも「天命」と思い、偏見や差別をなくすため、地域交流や職員の意識改革に力を注いでいる。事件は26日で10年を迎える。
「19人に本当に申し訳ない」。永井園長の心には、その思いが重くのしかかる。事件の4年前となる平成24年から同園で働き始めた植松死刑囚の採用に、当時総務課長として関わった。
永井園長は事件後、施設の再建を託され、地域社会との交流を積極的に進めてきた。入所者や家族、遺族に寄り添うため、職員の意識改革にも取り組んでいる。
事件から10年。植松死刑囚の採用に関わった自責の念を抱えながらも、園長は「天命」として再建に尽力する。関係者の取り組みは今も続いている。