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死去した俳優の財津一郎さんが長年CM出演していた中古ピアノ買い取り会社「タケモトピアノ」(本社・堺市)の創業者、竹本功一会長が19日、産経新聞の取材に応じ「今年6月にはマイカーでゴルフに出かけていたと聞いていたのに…。信じられない思い」とショックを隠し切れない様子だった。
CMは、財津さんのファンだった竹本会長が出演交渉して実現、平成12年から全国で放送が開始された。
タキシード姿の財津さんが女性ダンサーとともに出演し、自身のギャグ「―してチョーダイッ」を取り入れ、電話をかけるしぐさをしながら「ピアノ売ってチョーダイッ」「電話してチョーダイッ」と美声を響かせる内容で知られていた。
このCMはテレビ番組で「赤ちゃんが泣き止むCM」として紹介されたことがあるほど、幅広い世代に親しまれた。
しかし、CMは放送から23年目の今年8月、顧客ターゲットの見直し方針を受けて終了。財津さんとの契約も9月で満了していた。
竹本会長は「顧客の高齢化に伴い、CM戦略を変更した矢先だった。途中で新しいCMに変更すると、視聴者のみなさんから抗議が寄せられるほど、影響力の大きなCMだった。財津さんの弊社への功績はたいへん大きかった」と振り返った。