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日本の難関大学に通う学生たちが、授業についていけずに塾へ通う「大学生の塾通い」が急増している。SNS上では「単位落とすかも…」と悩む声が相次ぎ、予備校や個別指導塾が新たな顧客層として注目する事態になっている。
この現象の背景を深く掘り下げているのが、『地頭力の正体』の著者である西岡壱誠氏だ。西岡氏は、難関大学に合格しながらも「自分で学ぶ力」を身につけないまま受験を突破してきた学生の実態を鋭く指摘している。
その背後には、保護者の「よかれ」と思っての行動が大きく関わっている。子どもの受験を成功させたい一心で、親が勉強スケジュールを管理し、解答を先回りして教えることで、子どもが自ら考えて学ぶ機会を奪ってきたことが、大学入学後の「学びの挫折」を生んでいる。
果たして、本当の「頭の良さ」とは何なのか。西岡氏は、単なる暗記力や試験で高得点を取る能力ではなく、未知の問題に対して自ら問いを立て、考え抜き、学び続ける力こそが本物の地頭力だと説く。
受験という明確なゴールが消えた後も、大学生には絶えず主体的な学びが求められる。「単位を落とすかも」という不安に駆られる前に、私たち一人ひとりが「学ぶ力」の本質を見つめ直す必要があるのではないだろうか。あなたはどう考えるだろうか。