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「WEST EXPRESS 銀河」旅の幕開け サンケイ君が絶賛したプレミアルームの衝撃

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Kenji Watanabe
経済 - 22 6月 2026

5月某日、JR出雲市駅15時20分。駅弁(「かに寿し」と「島根牛みそ玉丼」)もビールも日本酒もお茶も用意した。ついでに、歴代の特急「やくも」をあしらったドリップコーヒーもお土産に買った(開けるのが惜しくていまだ飲んでいないが)。入線までまだ時間があったが、「さっさとホームに行きましょう」と、サンケイ君に促され、ホームに上がった。

ちょうどオレンジ色の憎い奴、キハ47形気動車が米子へ向けて出発しようとしていた。登場から半世紀近い歴戦の勇士で、今も山陰各地で活躍中だ。

隣のホームでは、特急やくも24号が待機していた。15時35分にやくもが出ていくと、いよいよ「アレ」のお出ましである。

アレとは、鉄道愛好家垂涎の的である「WEST EXPRESS 銀河(以降、W銀河と表記)」である。

何しろ人気で予約が取れないのだ。実は、昨年もチャレンジしたのだが、あっけなく玉砕した。今年は作戦を変え、旅行代理店のサイトで個室のプレミアルーム(2人用)を見事、ゲットした。1人2万5千円と少々お高いがやむを得ない。競争率の高い週末ではなく、水曜に出雲市を出発する列車に狙いを定め、発売開始時間に後れをとってはならじと2台のスマホを駆使したのは言うまでもない。

滅多に他人を褒めないサンケイ君が絶賛してくれた。デジタルが苦手で大嫌いな小生も、やればできる。

「W銀河」はその昔、わが故郷・神戸と東京を結んだ夜行寝台急行「銀河」がルーツ。東海道新幹線開通後も平成20年まで大阪―東京間を走り続けた。

何を隠そう小学生のとき、東京見物帰りに銀河で神戸まで帰った(姫路まで運転されていた)のが、私の寝台車事始めである。当時のB寝台は、10系客車の三段式。子供でも狭かったが、興奮してなかなか寝付けなかった。東京の親戚が「新幹線だと楽ですぐ着くのに、どうして夜行に乗るの」と不思議がっていたのを今でも覚えている。

「W銀河」は、昭和54年、京阪神を最速で走る新快速用に投入された117系電車を改造したもの。同系は、転換クロスシートを採用した特急並みの設備で、関西の国鉄ファンを熱狂させた。2年後に特急「踊り子」などで活躍した185系(117系にそっくり)が関東に登場するが、「こっちは〝無料〟で乗れる」と自慢したものだ。

おっと。昔話ばかりしていては、本当の年寄りになってしまう。「W銀河」は15時49分、出雲市を定刻通りに出発。終着京都に着くのは、明朝6時43分。15時間の夢のような旅のあれこれは、明日のこころだぁ!(コラムニスト 乾正人)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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