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警視庁は26日付で、所属長級183人の人事異動を発令した。秋の異動としては、今後発表予定のものを含め273人となり、昨年秋と比べて大規模なものとなった。社会情勢の変化に即応し、適材適所を徹底したという。
主な異動では、勇退する長坂雄太組織犯罪対策部長の後任に、村瀬智行総務部参事官が就く。36の警察署で署長が交代し、池袋署長には寺田朋郎国際犯罪対策課長が起用された。東京の治安の中枢を担う組織犯罪対策や、主要駅周辺の警察署長人事が焦点となった。
秋の人事全体では、警部以上の異動が約690人規模に上る。警視庁は、サイバー攻撃や特殊詐欺の増加、国際情勢の変化など多様化する課題に対応するため、経験を積んだ幹部を重点的に配置する方針だ。
他の主要ポストでは、4本部長に藤井雅弘氏、8本部長に山口育也氏がそれぞれ就任。総務部参事官には吉田知成氏、交通部参事官には林正己氏が就く。特殊詐欺対策の副本部長には山本英治氏が新たに着任する。また、サイバー攻撃対策センター所長には吉田直人氏が、公安委員会補佐官には深沢一浩氏がそれぞれ就く。
署長級の異動では、池袋のほか、四谷署長に鈴木智文氏、板橋署長に喜多勝也氏、立川署長に葛城俊英氏、八王子署長に四郎園文明氏が就任。田園調布署長には小田良一氏、東京空港署長には荒川明弘氏が起用されるなど、首都圏全域で顔ぶれが一新される。なお、27日付で主席聴聞官の島貫匡氏と広瀬幸男氏が勇退する予定だ。