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米上院本会議は5日、トランプ大統領が疾病対策センター(CDC)所長に指名したエリカ・シュワルツ氏の人事案を承認した。米メディアによると、CDCは、ワクチン懐疑派のロバート・ケネディ厚生長官とあつれきが生じるなどして職員の解雇や辞職が相次いでおり、組織の立て直しが急務となっている。
第2次トランプ政権発足後、トランプ氏がCDC所長に指名したのはシュワルツ氏で3人目となる。前所長のスーザン・モナレズ氏は、ワクチン政策をめぐってケネディ氏と対立し、昨年8月に解雇されていた。
シュワルツ氏は第1次トランプ政権で副医務総監を務めた経歴を持つ。公衆衛生や予防医療の分野に詳しく、政権内での調整役としての経験も期待されている。
CDCは感染症対策の中核機関として世界的に重要な役割を担うが、近年は政治的主導による人事異動や政策変更で混乱が続く。新所長には、職員の動揺を抑え、科学的根拠に基づく政策運営を取り戻すことが求められる。
シュワルツ氏の就任後も、ケネディ厚生長官との関係やワクチン政策をめぐる路線対立が焦点となる見通しだ。米国民の間でもワクチンへの信頼が揺れる中、新体制の手腕が問われている。