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市街地に出没したクマが捕獲された宇都宮市では、2頭目の目撃情報が寄せられ、10日も警戒が続いた。学校は3日連続で休校を余儀なくされ、繁華街からは人通りも減少。日常生活が「麻痺(まひ)」させられたかのような現実は、アーバンベアに翻弄される都市の脆弱(ぜいじゃく)性を浮き彫りにしている。
9日には体長約1メートルの成獣が捕獲されたが、「複数頭いた」との情報があったため、この日も警戒が継続された。市街地にはパトロールする市の車両が目立ち、注意喚起が続けられている。
学校への影響は深刻で、宇都宮市内の多くの小中学校が3日連続で休校を余儀なくされた。保護者からは子供の安全に対する不安の声が上がり、再開の見通しは立っていない。教育現場では突然の休校に戸惑いが広がっている。
歓楽街では客足が著しく鈍り、飲食店や娯楽施設は営業への打撃を懸念。普段は賑わう通りも人影がまばらで、経済的な影響が表面化している。商店主からは「いつまで続くのか」と不安の声が漏れる。
宇都宮市は引き続き警戒を緩めず、パトロールを強化するとともに、住民に対して生ごみの適正処理や早めの通報を呼びかけている。専門家は都市部へのクマ出没が生態系の変化や里山との境界の曖昧さに起因すると指摘し、長期的な対策の必要性を訴えている。