t>

南米コロンビアで21日、大統領選の決選投票が実施された。5月の第1回投票で首位となった右派の弁護士アベラルド・デラエスプリエジャ氏(47)と、任期満了を迎える現職ペトロ大統領の後継で2位だった左派イバン・セペダ上院議員(63)が争った。
デラエスプリエジャ氏は「トランプ米大統領も支持を表明した」右派の弁護士で、ペトロ政権への反発を掲げる。一方のセペダ氏は現職の路線を継承し、左派連合の支持を集めている。
主な争点は、ペトロ政権下で冷え込んだ対米関係の行方と、左翼ゲリラや麻薬組織の暗躍で悪化した治安問題だ。日本時間22日中大勢が判明する見通しで、新大統領は8月7日に就任し、任期は4年となる。
コロンビアはコカインの世界的産地として知られ、麻薬対策で米国と連携するなど長く親米国として歩んできた。しかし2022年の前回大統領選でペトロ氏が勝利し、史上初の左派大統領が誕生。トランプ氏は米国への麻薬流入を問題視し、軍事攻撃も示唆して両国関係が悪化した。
有権者数は約4100万人。決選投票の結果次第で、コロンビアの外交政策や国内治安対策の方向性が大きく変わる可能性がある。