サッカーW杯審判アルタン氏、米国入国拒否で夢断たれる アフリカ最優秀審判も入国禁止対象に

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Yuki Tanaka
国際 - 10 6月 2026

11日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の審判に選ばれた東アフリカ・ソマリアのオマル・アルタン氏が、米国で入国を拒否された。ソマリアサッカー連盟(SFF)が9日、「深い失望」と共に発表した。アルタン氏は昨年、アフリカサッカー連盟(CAF)の年間最優秀男子審判に選出され、今回はソマリア人として初めてW杯で主審を務める予定だったが、審判員リストから除外された。

ソマリアは、トランプ米政権が不法移民対策強化の一環で入国を禁止している20カ国・地域の一つ。アルタン氏は経由地のトルコから米南部フロリダ州のマイアミ国際空港に到着したが、入国を拒否され、トルコへ送り返された。

アルタン氏はトルコの最大都市イスタンブールから米紙ニューヨーク・タイムズの電話取材に応じ、「本当に、本当にがっかりしている。私はただ、W杯に出場するという、人生最大の夢を叶えようとしている審判にすぎない」と慨嘆した。

米入国のための査証(ビザ)に加え、審判としての経歴を示す国際サッカー連盟(FIFA)の証明書など「すべての正規の書類を持っていた」と振り返った。入国を拒否されるまで11時間に及ぶ審査の末、トルコへ戻る飛行機に搭乗するまでの数時間を独房で過ごしたと説明した。

米税関・国境警備局(CBP)はアルタン氏の入国拒否について「身元調査上の懸念から入国不許可と判断された」としている。

英BBC放送によると、ソマリア政府は当初アルタン氏のビザ発給が遅れたことを受け、渡航の便宜を図るため外交旅券(外交官パスポート)を交付していた。SNSでは「外交旅券を持っている人の入国を拒否するなんて」「またアフリカ人差別だ」などトランプ政権への批判が相次ぐ。米ホワイトハウスでW杯を担当するジュリアーニ事務局長は「誹謗中傷的な情報について詳しく話すことはできないが、CBPの判断は正しかったと断言できる。CBPの決定を支持する」と述べた。

FIFAはメディアからの問い合わせに「最終的に誰にビザを発給し、誰を入国させるかは開催国の政府が決定する。アルタン氏は米国への入国を拒否されたため、審判員リストから除外された」と答えている。

アルタン氏はマイアミで審判員に必須のW杯研修を受ける予定だった。入国拒否によって研修に参加できなくなり、共催国のカナダやメキシコでの試合にも出場できなくなった。

ブラジルの有力紙グロボはアルタン氏の声明を入手。「サッカー界の皆さんからのメッセージに感謝する」とした上で、W杯での「チームメイトの健闘を祈っている。また彼らに会えるのを楽しみにしている」と審判員仲間へエールを送った。

自身については「このような状況にも関わらず、私は元気で、今後のキャリアにおける課題に集中している」と前を向いた。FIFAとCAFの支援に対して謝意を示し、「今後も私自身のレベル向上に努め、未来を見据えていくことを約束する」と決意をつづった。(平田雄介)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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