
皇族の数を確保するため、国会における全13党派は、女性皇族が結婚後も皇族の身分を維持することと、旧11宮家の男系男子を養子として迎えることの二つの主要案を承認する「立法府の総意」をまとめ、高市早苗首相に伝えた。これにより、今国会での皇室典範改正が確実になった。
これまでの与野党協議では、女性皇族が皇族身分を保持する場合、その配偶者と子への身分付与は行われないという意見が多数を占めていた。前例のない女系天皇が生まれる可能性があるためだ。
衆参両院の正副議長による取りまとめの段階で、配偶者と子への身分について言及しないことが明らかになり、日本維新の会の藤田文武共同代表は「少数野党の意見は尊重したらいいが、私たちも反論している。少数意見に偏った取りまとめならば了承できない」と強く反発した。
最終的には、皇室の歴史に整合的であることが皇室典範の改正と制度設計に求められた。これにより、「皇室の歴史に先例のない、男系男子でない夫とその子への皇族身分付与は採らない」(産経新聞9日付の『主張』)ということになるとみられる。
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