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ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は8日、トランプ米政権のウィットコフ和平交渉担当特使およびトランプ大統領の娘婿クシュナー氏と電話会談を行ったと自身のSNSで発表した。ゼレンスキー氏はこの会談について「非常に前向きだった」と評価した。
ゼレンスキー氏は米国がロシアの侵略終結に向けて外交を活発化させようとしていることに謝意を表明。会談では「ロシアの姿勢」についてウィットコフ特使らに詳細を伝達したと説明した。
この「ロシアの姿勢」とは、4日にゼレンスキー氏が公表した「公開書簡」に関連するものとみられる。書簡では戦闘終結に向けた首脳会談の開催をプーチン露大統領に提案したが、プーチン氏はこれを拒否していた。
ゼレンスキー氏は「国際社会の関心がイラン情勢に向いているのは理解している」と述べつつ、ウクライナ侵略問題が「なお議題の中にある」と強調。国際的な注目が分散する中でも、ウクライナ情勢が重要課題であり続けると指摘した。
侵略終結に向けた米露ウクライナの3カ国高官協議は、1月に開始されたが、2月末の米イスラエルとイランの交戦を受けて中断。2月中旬の第3回協議を最後に停滞しており、今後の動きが注目される。(小野田雄一)