
タイ軍はカンボジアとの国境地帯で、廃虚となった特殊詐欺拠点を3月と4月に相次いで報道公開した。この場所は国際犯罪組織が流入した「街」の跡地である。
タイ軍は昨年末に砲撃で壊滅させた成果を強調しているが、こうした拠点は東南アジア各地に残存する。拉致・監禁容疑の事件も最近発生しており、根絶には程遠い状況が続いている。
国連が今年発表した報告書によると、東南アジア一帯に点在する拠点では現在も66カ国の推定約30万人が詐欺に関与している。カンボジアやラオス、ミャンマーなどメコン川流域国での「詐欺産業」の規模は年間推定438億ドル(約7兆円)に上る。
産経ニュースでは、読者がGoogle検索で本記事を優先的に表示できる設定が可能だ。
また、ワンクリックで簡単に会員登録ができ、ニュースをより便利に受け取ることができる。