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特許分析サービス企業のパテント・リザルトは6月22日、「自動車メーカー業界 他社牽制力ランキング2025」を公表した。同ランキングは特許審査過程で他社特許出願の拒絶理由として引用された自社特許件数を企業別に集計し、競合他社の権利化を阻害する先行技術の保有状況を示す指標である。
集計の結果、トヨタ自動車が首位を獲得し、2位に本田技研工業(ホンダ)、3位に日産自動車が続いた。以下、4位マツダ、5位豊田中央研究所とランキングが続く。日本の自動車メーカーが上位を独占する形となった。
トヨタ自動車で最も多く引用された特許は、住友理工との共同出願による「断熱性だけでなく耐熱性および耐圧縮性にも優れた断熱層を有するバッテリーパック用断熱材」に関する技術である。この特許はサムスンSDIなど計10件の特許審査で引用された。
バッテリーパック向け断熱材技術は、熱暴走対策やセル間断熱への応用が想定される。ただし、具体的な採用車種や量産製品については明らかにされていない。
また、「車内音声と走行情報を解析し、感情に合わせて自動生成・投稿する車載情報提供装置」に関する技術も高い引用件数を記録した。この特許はソフトバンクグループの計8件の拒絶理由として引用されている。コネクテッドカーや車載インフォテインメント分野への応用が想定される特許だ。
2025年にトヨタ自動車の特許による影響を受けた企業としては、本田技研工業、LGエナジーソリューション、スバルなどが挙げられた。