
トランプ米大統領は3日に放送された米紙ニューヨーク・ポスト記者のポッドキャスト番組で、イスラエルのネタニヤフ首相を「お前は狂っている」と罵ったことを認めた。ただ、ネタニヤフ氏を愛称の「ビビ」で呼び、「私はビビが大好きだ。彼とは非常にうまくやっている」とも述べた。
トランプ氏がネタニヤフ氏を罵倒したのは1日の電話会談でのことだ。トランプ氏は番組で、親イラン民兵組織ヒズボラが活動するレバノンでイスラエルが戦線を拡大したことに「困惑していた」と説明した。
トランプ氏は同番組で、ネタニヤフ氏とのやり取りについて詳細に語り、「私は彼に『お前は狂っている』と言った」と述べ、イスラエルの軍事行動に対する懸念を背景に挙げた。
一方、ネタニヤフ氏は3日、米CNBCテレビのインタビューで、トランプ氏との間で「戦術的な意見の相違はたびたび生じる」と認めた。その上で、「午前中に意見が違っても午後には共通点を見出だすことができる」と述べ、両者の関係の強さを示唆した。
両首脳の関係は中東情勢に影響を与える可能性がある。ワシントンからの報告では、トランプ政権とイスラエル政府の間には依然として協調が見られるという。(ワシントン 杉本康士)