t>
TRENDING

ビールと水を交互に飲まないとこぼれる「ふらつくビアグラス」 ヤッホーブルーイングが適正飲酒を遊び心で

1 minutes reading View : 64
アバター画像
Mika Nakamura
経済 - 05 8月 2026

ビールと水を交互に飲まないとバランスを崩し、中身がこぼれてしまう一風変わったビールグラス「ふらつくビアグラス」を、クラフトビール会社のヤッホーブルーイングが開発し、5日から販売を始めた。アルコールによる脱水症状を防ぐにはビールを飲みながら水分を取ることが望ましいとされるが、なかなか実践できない人も多い。このグラスは、いわば「半強制的」に水分補給を促す健康アイテムだ。

開発・発売したのはクラフトビール「よなよなエール」で知られるヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)。飲みすぎない「適正飲酒」の啓発と、お酒の場に遊び心を提供する目的で、約8カ月かけて生み出した。砂時計から着想を得たというユニークな構造も話題を集めている。

仕掛けはU字型の筒状のグラスに施されている。中央部分が仕切られ、片方にビールを、もう片方には水を注いで使う。容量はそれぞれ270㍉㍑。ビールと水を交互に飲み進めないとグラスのバランスが崩れ、水がこぼれてしまう。それでもビールだけを飲み続けると、しまいにはグラスが倒れてしまうため、水を飲みながらの飲酒を「強いられる」仕組みだ。

開発の背景には、ビールが持つ利尿作用と、それに伴い脱水症状を引き起こしやすい性質を意識し、「水を飲みながら適正に飲んでほしい」というメーカーとしての思いがある。同社は適正飲酒を楽しむ新しい提案を目指している。

同社に協力する肝臓専門医の尾形哲氏(長野県佐久市立国保浅間総合病院外科部長)は、ビールの利尿作用について「ビールは、アルコールを含まない飲料に比べ、同じ1㍑を飲んだ場合の尿の量が158㍉㍑多くなる」と解説する。さらに「脱水によって口が渇き、さらにビールを飲んでしまう」という悪循環も指摘し、体の負担を軽減させるために水を間に挟んで飲むことを推奨している。

ただ、分かってはいてもなかなか適正な飲み方ができないという統計もある。同社が飲酒習慣のある約640人を対象にした調査では、アルコールによって脱水が起こることを「知っている」と答えた人が75%に上った一方、飲酒時に「十分に水分をとれていない」という人も75%に上っている。知識と行動のギャップが浮き彫りになっている。

そこで考案したのがこのグラスだ。「お酒を飲んで楽しくなると、ついつい水を飲むのを忘れてしまう。それならば強制的に飲ませるグラスがあればいいのではないか」。開発者で同社プロモーション責任者の河津愛美さんはそう語る。のど越しが良く、水と交互に飲むことを意識しづらいビールだけに、あえて「強制」するのが効果的だという発想だ。

その上で、河津さんはグラスの「効能」について「水によって味覚がリセットされて、ビールがさらにおいしく感じられるメリットもある。クラフトビールの持つうまみや豊かな味をこのグラスで感じてほしい」(河津さん)と期待を込めた。

グラスは5日から同社公式通販サイト「よなよなの里」で予約販売を開始した。価格は1万3750円(税込み)。また、公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS 新虎通り店」(東京都港区)と、全国のビアバー、レストラン計約30店での提供も同日から開始した。

井出直行社長は、このグラスについて「こぼれそうになる不安が絶妙に面白い。水を飲みながら飲む大切さやおいしさをぜひ体験してもらえれば」と話している。(外崎晃彦)

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
Share Copied

Trending Post