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ボルボEX30クロスカントリー試乗記――コンパクトBEVの新たな基準、その光と影

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Aiko Yamamoto
自動車 - 27 6月 2026

この3年、毎年ボルボ『EX30』に試乗してきた。なぜなら、このクルマがコンパクトBEV(電気自動車)市場において、ひとつの指標となり得ると確信しているからだ。

パッケージング、走行性能、内外装の質感、スタイリング――どれをとっても個人的には高い評価を与えてきた。何より、BEVに否定的な私でさえ、思わず心を奪われる場面が何度もあった。

今回試乗したのは、「クロスカントリー」の名を冠したモデルだ。ボルボは以前から、車高を上げ、オフロード走行に適した地上高を持つクロスカントリーシリーズを展開してきた。従来はワゴンベースだったが、今回はコンパクトSUVにその名が与えられた。

全高は1565mm、地上高は195mm。悪路走破性は確実に向上している。電動四駆に加え、「ウルトラツイン」と呼ばれる2モーターシステムを搭載し、パワフルだ。さらに、エントリーモデルが採用するリン酸鉄バッテリーとは異なり、NMC(ニッケル・マンガン・コバルト)系バッテリーを採用。エネルギー密度が高く、航続距離も長い。

価格は試乗車で671万2750円(オプション22万2750円込み)。グレード中の最高額となる。

走りについては、確かに車高が上がった分重心も高く、飛ばせばロールも生じるだろう。しかし、街中で走る限り、その違いを感じることはほとんどない。今回、本来のフィールドであるオフロードや滑りやすい路面には持ち込めなかったため、あくまで日常性能の印象に留まるが、相変わらず素晴らしい。ツインモーターの性能とハンドリングは切れ味鋭く、「これ以上何が必要か」と思わせるほどだ。

実は今回、2台続けてボルボに乗る機会を得た。最初がこのEX30、そして次がより上級のモデル(名前は伏せる)。その上級車には39万円もするバウアー&ウィルキンスの高級オーディオが装備されていた。対するEX30は標準装備のハーマン・カードン製。だが、ダッシュ全体を使ったサウンドバーの効果か、驚くほどクリアで繊細な音を奏でる。ドアにスピーカーがないため音の発生源が分かりにくいが、機械音のないBEVとの相性は抜群だと感じた。

どこをとっても非の打ちどころのないBEVに仕上がっている。ただし、尖った側面も否定できない。以前から指摘してきた、センターディスプレイにすべての情報を詰め込んだ操作系の問題だ。

私は「高齢化で字が見えにくいだけでは?」と思っていたが、どうやらそうではない。アメリカのコンシューマーレポートが発表する安全性評価(Safety Verdict)で、トップクラスの常連だったボルボが、今年は下位に転落した。その原因の1台がEX30だという。

コンシューマーレポートで自動車安全部門の副ディレクターを務めるエミリー・A・トーマス博士は、「安全性とは衝突試験の結果だけではない」と述べている。「安全な車とは、予測可能なハンドリングやブレーキ性能、運転の妨げにならない操作系、衝突防止技術、そして万が一の衝突時の乗員保護を備えた車」だという。ではなぜボルボが低評価だったのか。理由は「新型ボルボの多くは、操作系が運転の妨げになるほど複雑で、使いやすさの評価で最低スコアを記録した」からだ。

つまり、1つのディスプレイに全てを集約したEX30の操作系は、安全運転を妨げると結論づけられた。ユーザービリティー、すなわち「使いやすさ」で最低評価を受けたのだ。やはり、このシステムが使いにくいと感じていたのは、私だけではなかったようだ。

**5つ星評価**
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
おすすめ度:★★★★★

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、Response.jpの記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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