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かつて華やかな注目を集めた大学ミスコン。しかし表舞台を去った彼女たちは、「普通の社会人」としてどのような葛藤や選択に直面しているのでしょうか。
法政大学のミスコン出場を経て、三井住友銀行に入行した23歳の女性は、入社からわずか9カ月で退社した。彼女は大学時代にミスコンで注目を浴び、周囲から「銀行なら安定している」と勧められて金融業界を選んだという。
ところが、配属先の人事部門との面談で「あなたのような華やかな経歴の人は、うちの地味な職場では浮いてしまうかもしれない」と言われ、「かなりショック」だったと振り返る。この言葉が退職を決意する大きなきっかけになった。
実際の業務でも、顧客対応や内部のルールに縛られる日常に違和感を覚え、ミスコンで培った自主性や自己表現の場とのギャップに悩み続けた。9カ月目に上司に退職意向を伝えた。
現在彼女は別の業界で働きながら、元ミスコン参加者のキャリア相談に乗る活動を始めている。「ミスコン経験がマイナスになることもあるが、それ以上に得たものは大きい」と語り、同じ境遇の若者にエールを送る。