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今回、東洋経済オンラインの「達人に密着!本の選び方」シリーズでは、ITジャーナリストの中島聡氏に密着し、彼の独自の本の選び方を探った。中島氏は書店を歩きながら直感で選ぶスタイルで、知的好奇心を刺激する一冊に出会うという。しかし、その裏には深い知識と経験に基づく判断がある。
中島氏はまず、スペースXへの投資について明確に警告を発する。「宇宙開発は極めて不確実性が高く、長期にわたる資金需要がある。一般投資家が気軽に手を出すべきではない」と述べ、テスラやイーロン・マスクの事業全体のリスクを指摘する。特に、マスク氏の経営スタイルには賛否両論あると語る。
イーロン・マスクという人物について、中島氏は「天才でありながらも破天荒な行動で周囲を振り回す。彼のビジョンは壮大だが、実行には多くの障害が伴う」と評価。マスク氏のリーダーシップを理解することは、現代のテクノロジー投資において重要だと強調する。
AI時代を生き抜くための教養として、中島氏は哲学や歴史、科学史の本を推奨する。「AIに代替されないためには、人間らしい思考の枠組みを身につける必要がある」と語り、具体的なタイトルをいくつか挙げた。知識の詰め込みではなく、物事を多角的に見る視点が重要だという。
最後に、中島氏は書店内を歩いて直感で10冊の本を選び、その選定理由を説明した。「装丁や最初の数行で惹かれることが多い。偶然の出会いを大切にしている」と笑顔で語る。リストにはフィクションからノンフィクションまで幅広いジャンルが並び、彼の知的好奇心の広さが垣間見えた。