t>

朝日新聞阪神支局で記者2人が殺傷された事件から5月3日で39年を迎える。朝日新聞労働組合は毎年、言論の自由を考える「5・3集会」を開催しており、今年のテーマは「ジャーナリストは推せる?~『推し活』時代のメディア~」だ。元アイドルグループ「CoCo」のメンバーで、現在は女性アイドルグループ「&chocolamie」をプロデュースする宮前真樹さんが登壇する。
宮前さんは「昭和のアイドルを見て、平成の時代にアイドルグループの一員として活動した私の頃よりもっと、自分の内面や生活感に共感されないと推してもらえないようになりました」と指摘する。令和の推し活では、ファンがアイドルに自身の姿を投影し、困難な時にそばにいるような存在を求めるという。
また宮前さんは「推される側のアイドルは、推してくださるファンの方が自分の姿を投影し、大変な時に隣にいるような存在だと思います」と語る。プロデュースする側として「なるべくプロデュースする側のイメージを押し付けないようにしている」と述べ、メンバーの個性を生かす方針だ。
アイドルグループの長期的な運営について、「令和のアイドルはグループを残しながらどんどん新しい人が入ってくる仕組みが普通ですが、私はスタートからゴールまで同じチームでいてほしい」と強調。年齢が上がれば楽曲も大人の雰囲気に変える構想を持っている。
「言論活動を担う記者が応援されるようになるために、アイドル推しの方法論がどう生かせるか。集会でみなさんと考えたいと思います」と宮前さんは呼びかける。集会は5月3日午後1~3時にライブ配信され、参加無料だが事前申し込みが必要。1987年の事件は未解決のまま時効を迎えている。