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25日午前4時ごろ、新潟県見附市内の国道8号を通行していた車両の運転者から「路上に人らしきものが倒れている」との通報が警察に寄せられた。警察が調べたところ、約6kmに渡って人体のものとみられる肉片が散乱していることがわかった。新潟県警・見附署によると、遺体の損傷は非常に激しく、当初は性別の区別もつかないような状態だった。
人間の胴体とみられる部分が路上に落ちていたのは、見附市坂井町付近の下り線。現場を中心とした約6kmの区間に着衣の一部や靴、肉片などが散乱していたことが調べによって明らかになった。警察は現場の状況から、女性が何らかの車両に引きずられた可能性が高いとみて捜査を進めている。
後の調べで、死亡したのは長岡市内に在住する77歳の女性であることが判明した。遺体発見時は性別の識別が困難なほど損傷が激しかったが、DNA鑑定や持ち物の確認などで身元が特定された。
警察では女性が新潟方面へ進行していた車両の底部に挟まれてひきずられたか、転倒した後に複数台のクルマにひき逃げされたものとみて、通過車両の特定を進めている。現場付近の路面は凍結しており、摩擦係数が乾燥路面よりも小さいことや、街灯が無い場所もあるため、ひきずったことに気がつかなかった運転者がいる可能性が高いとみられている。
警察は周辺の防犯カメラ映像の解析や目撃情報の収集を進めており、ひきずりやひき逃げに関与した車両の割り出しを急いでいる。事故現場は夜間の交通量が比較的多い幹線道路であり、警察はドライバーに対して慎重な運転を呼びかけている。