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クリスタル・パレスは7日、日本代表DF冨安健洋(27)の加入を正式に発表した。移籍市場で注目を集めていた日本人ディフェンダーは、同じく日本代表のMF鎌田大地が所属するクラブで、約1年ぶりにプレミアリーグのピッチへ帰ってくることとなる。
冨安はアビスパ福岡でプロキャリアを歩み始め、2019年にベルギーへ渡航。シント・トロイデンで欧州でのキャリアをスタートさせると、その後イタリアのボローニャへ移籍し、セリエAに挑戦した。安定した守備対応と対人の強さを武器に評価を高め、アーセナルへ完全移籍。世界的名門での新たな挑戦が始まった。
アーセナルでは、ミケル・アルテタ監督の下で再建途上にあったチームに加わり、右サイドバックとして抜群の安定感を発揮。瞬く間に信頼を勝ち取り、サポーターからも愛される存在となった。しかし、その一方で毎年のように負傷離脱を繰り返し、ポジションを掴んでは手放すという、悔しさの残るキャリアを強いられた。
2025年夏にアーセナルを退団し、リハビリに専念。翌2026年1月にアヤックスへ移籍すると、半年間プレーして日本代表にも復帰し、FIFAワールドカップ2026にも出場した。アヤックスを離れた後は、今夏のプレシーズンでクリスタル・パレスの練習生としてトレーニングや親善試合に参加。実戦でアピールを続け、加入へとこぎ着けた。
クリスタル・パレスにとって今夏2人目の補強となる冨安は、クラブを通じて「プレーするのが楽しみです。このクラブは2シーズンで3つのタイトルを獲得するなど、良い時期を迎えています。まさに僕が望んでいた場所です」とコメントし、新天地への期待を率直に語っている。ケガからの完全復活を期す男が、鎌田と共にプレミアの舞台で再び輝きを取り戻せるか。その一歩目が、いま始まる。