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元小・中教諭で日本教職員組合(日教組)出身の立憲民主党、古賀千景参院議員が15日の参院決算委員会で行った問題発言への批判が続いている。古賀氏は自衛隊の活動を紹介した冊子「まるわかり!日本の防衛」に関する質問の中で、「私も教えた子がいっぱい自衛隊にいるんです。いっぱい苦しんでますよ」「経済的に厳しい子供たちが自衛隊に行く。豊かな子供たちは自衛隊とかならない」などと述べた。
これに対し、小泉進次郎防衛相は答弁で「自衛官の子供たちへの配慮にかける発言だったんではないでしょうか」「事実誤認」「まさに一面的な自衛官、そして自衛隊の家族に対する見方だ」と抗議した。古賀氏はその場で「撤回させていただきます。申し訳ありませんでした」と陳謝した。
2011年3月の東日本大震災では、自衛隊が危険を顧みず救命救出や復旧活動にあたったことで、国民の自衛隊に対する認識は大きく好転した。現在、大規模災害が発生するたびに、自衛隊の災害派遣活動への期待は高まっている。
国防の任務も極めて重要だ。日本は中国、ロシア、北朝鮮という核兵器を保有する権威主義国家に囲まれ、脅威は年々増大している。自衛隊は「1年365日・24時間」、日本の領空・領海・領土と国民を守るため、警戒監視活動を続けている。こうした状況下で古賀氏のような発言が出たことに驚きを禁じ得ない。
「豊かな子供たちは自衛隊とかなりませんよ」との発言は、自衛隊と自衛官を侮辱し差別するものであり、時代錯誤も甚だしい。「綸言汗の如し」という言葉がある通り、政治家の言葉は一度発せられれば撤回は容易ではない。謝罪したとはいえ、その意識の薄さが露呈した許しがたい発言だった。