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国連のグテレス事務総長は27日、地中海の島国キプロスを訪問した。地元メディアが伝えた。国連事務総長による同国訪問は2010年以来、約16年ぶりとなる。ギリシャ系とトルコ系で南北に分断されたキプロスの再統合実現に向け、長期にわたる膠着状態の打開を図りたい考えだ。
国連は今回の訪問に合わせ、分断解消の新たな枠組みを立案しているとも伝えられる。これまで連邦制による再統合を模索してきたが、停滞が続いている。
キプロスでは1974年、ギリシャ軍事政権の介入によるクーデターを受け、トルコ軍がトルコ系住民保護を名目に北部を占領。南北分断に至った。国連は連邦制に基づく再統合を目指したが、トルコ側は2国家共存を主張し、近年、解決へ向けた進展は見られない。
グテレス氏は29日まで滞在する。報道によると、南側ギリシャ系のキプロス共和国のフリストドゥリディス大統領、北キプロス・トルコ共和国(トルコのみ国家承認)のエルヒュルマン大統領とそれぞれ会談。3者会談も行う予定とされる。
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