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高市早苗首相は14日(日本時間同)、英国の首都ロンドンでスターマー首相と会談した。両首脳はイタリアを加えた次期戦闘機開発計画「グローバル戦闘航空プログラム」(GCAP)のさらなる推進を確認した。首相は会談で「準同盟」と位置付けられる日英関係を一層引き上げていく考えを強調した。日英両政府は中東情勢を踏まえたエネルギーを含む経済安全保障に関する共同宣言を発表する。
両首脳の会談は1月に東京で実施して以来。首相は会談後、日英の企業関係者が参加した会合で、GCAPについて「さらに加速していける環境が整った」と説明した。GCAPをめぐっては英国が財政難で防衛投資の長期計画を立てられず、日本側の懸念が浮上していた。
また、首相は「エネルギー安保や重要鉱物のサプライチェーン(供給網)の強靱化などの分野でG7(先進7カ国)の議論を私たちがリードする」と語り、15日(日本時間16日未明)にフランス東部エビアンで開幕するG7の首脳会議(サミット)でのスターマー氏との連携に意欲を示した。
ホルムズ海峡の安全な航行の確保を含むイラン情勢の早期の沈静化に向け、連携して必要な外交努力を継続していくことでも一致。人工知能(AI)や半導体など先端技術の分野でも協力促進を図ることも確認した。
スターマー氏は首相をロンドン郊外の英首相公式別荘、チェッカーズに招待していた。だが、今回はサミットに先立つ訪問のため、滞在時間が限られていたことからチェッカーズ行きは断念した。
首相はチャーター機で次の訪問国のイタリアに向かい、15日(日本時間同)には首都ローマでメローニ首相と会談する。