
20日の東京外国為替市場で円相場は1ドル=159円台前半で取引された。原油価格高騰によるインフレ懸念が円売りを誘ったが、為替介入への警戒感から値動きは小幅にとどまった。
午後5時現在の円相場は前日比03銭円安ドル高の1ドル=159円06~08銭。ユーロは63銭円高ユーロ安の1ユーロ=184円39~43銭。
原油高が続く中、日本の輸入コスト増加への懸念が強まり、円売り圧力となった。一方、ベセント米財務長官はX(旧ツイッター)で「過度な為替変動は望ましくない」と投稿し、市場では政府・日銀による為替介入への警戒が高まった。
市場関係者からは「全体的に様子見だった」(外為ブローカー)との声が聞かれた。
今後の為替市場は、日本のインフレ動向や日銀の金融政策、さらには米国の経済指標などに左右される見通しだ。投資家は引き続き慎重な姿勢を崩していない。