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株主優待生活の達人として知られる桐谷広人さんは、少額から始められる優待株投資に「5万円ずつ分散投資する」独自の手法で、リスクを抑えながら幅広いメリットを享受している。桐谷さんによれば、現金配当よりも優待品の方が実質的な利回りが高いケースが多く、特に生活必需品や外食券などは家計の節約に直結するという。
桐谷さんの基本戦略は、1銘柄あたり約5万円ずつ、複数の企業に分散投資すること。これにより「一つの株が下がっても他でカバーできる」と説明し、株価変動のリスクを抑えつつ、さまざまな優待品を受け取れる点を強調する。具体的には、優待品の内容や頻度、クーポンの使い勝手を事前に調べ、自分の生活スタイルに合った銘柄を選ぶことが重要だと述べている。
おすすめ銘柄として、桐谷さんは「食品や日用品のメーカー、外食チェーン、鉄道会社」を挙げる。特に、年2回以上の優待が得られる企業や、オリジナル商品が魅力的な銘柄は長期的に保有しやすいという。また、優待の権利確定日をカレンダー管理し、効率的に取得するコツも公開している。
現金配当と比較した優待のメリットについて、桐谷さんは「配当金は課税対象だが、優待品は非課税で受け取れる」と指摘。さらに、優待券や割引券を活用すれば、実際の生活費を大幅に圧縮できると強調する。一方で、優待目的の投資は「企業の業績や株価の下落リスクを軽視しない」よう注意も促している。
桐谷さん自身は、約30年以上にわたり優待株投資を継続し、現在は生活費の大半を優待品で賄っているという。「毎日の食費や交通費がほぼゼロになる」と笑顔で語る桐谷さんは、初心者にも「まずは自分がよく使う商品の企業から始めてみてほしい」とアドバイス。優待生活への第一歩として、5万円からの分散投資を勧めている。