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バルセロナのトップチームに、再び「クライファート」の血統が加わった。かつてバルサの黄金期を支えた元オランダ代表FWパトリック・クライファート氏を父に持つ、U-19オランダ代表FWシェーン・クライファート(18)が、このたびバルセロナのトップチームで初出場を果たした。
シェーンが初めて第一線のピッチに立ったのは、現地時間7月31日に行われたプレシーズンマッチのバーミンガム戦。左ウイングでスタメン起用され、前半の45分間プレーした。試合は2-2の引き分けに終わり、PK戦でバーミンガムが勝利を収めたが、公式戦ではないとはいえ、バルサのトップチームでの実戦デビューという記念すべき一日となった。
現在18歳のシェーンは、ウイングを主戦場とする右利きのアタッカー。9歳だった2017年夏にバルサの名門育成組織ラ・マシアへ入り、各カテゴリーを順調に歩んできた。昨季はBチームに相当するバルセロナ・アトレティックでプレーし、スペイン4部相当のセグンダ・ディビシオンRFEFでは21試合に出場して2ゴールを記録。今年4月にはバルセロナとの契約を2028年6月30日まで延長しており、U-19オランダ代表でも主力として活躍している。
その父パトリック氏は、現役時代にバルセロナで輝かしい足跡を残した名ストライカーだ。1998年8月28日に加入し、同年9月2日に実戦デビュー、同12日に公式戦デビューを飾った。その後6年間にわたって在籍し、通算257試合で122得点をマーク。クラブの歴代得点ランキングでは8位に名を連ねる偉大な存在である。
父のデビューから数えておよそ28年。時を超えてバルサのユニフォームを身にまとったシェーンには、身近な目標もある。現在ボーンマスに所属する兄のジャスティン(MF)、リヨンに所属する兄のルベン(DF)は、いずれも欧州のトップレベルでプレーしている。偉大な父の背中と、兄たちの歩んできた道を追いかけながら、まずはバルセロナ・アトレティックでの研鑽を積み、トップチーム定着への道を切り拓いていく。