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ドイツのメルツ首相は17日、西部ブリュールでフランスのマクロン大統領との共同記者会見に臨み、来年のフランス大統領選で極右政党「国民連合」のマリーヌ・ルペン前党首が勝利した場合でも、両国の緊密な協力関係を維持する考えを明確に示した。
記者からルペン氏との政治的共通点の有無を問われたメルツ氏は、「フランスの有権者がどのような判断を下そうとも、緊密で信頼に基づいた協力のために全力を尽くす」と述べ、選挙結果にかかわらず対話を重視する姿勢を強調した。
現職のマクロン大統領は今回の大統領選に出馬できず、ルペン氏は各種世論調査で他候補を大きくリードしている。極右勢力の台頭が現実味を帯びる中、欧州の中核を担う独仏関係の行方に注目が集まる。
メルツ氏の発言は、ドイツが政治的立場の違いを超えてフランスとの実務協力を優先する戦略を示すもので、欧州連合(EU)の結束維持を狙ったものとみられる。
フランス大統領選は来年春に実施される予定で、ルペン氏が勝利すれば、EU内で加盟国間の政策調整が難航する可能性も指摘されている。