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終盤国会で与野党の攻防が激化する中、皇族数確保に向けた皇室典範改正案が難局に直面している。日本維新の会が「旧11宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案」の年齢制限に反対したため、与党内で着地点が見いだせず、政府と自民党が目指す30日の閣議決定という日程にも不透明感が出ている。
一方、野党は全法案を審議拒否する構えで、皇室典範審議への影響も懸念される。自民重鎮からは皇室に関する失言も飛び出し、混乱に拍車をかけている。この状況により、改正案の行方はさらに不透明となっている。
皇室典範改正案を巡り、自民党は29日の臨時総務会で了承し、党内手続きを終えた。しかし、連立パートナーである日本維新の会が同日に開いた党会合では、養子案の「15歳以上」という年齢制限に対する反対意見が噴出した。
維新の会内では、修正を求める意見や、改正案の成立を次の国会に見送ってもいいとの声まで出ている。これにより、与党内での調整は難航し、早期の閣議決定は困難な情勢だ。
政府と自民党は、皇族数確保の必要性を訴え、早期成立を目指しているが、維新の協力が得られない限り、国会審議の行方も不透明である。与野党間の溝が深まる中、皇室典範改正の着地点は依然として見えない。