
福島県喜多方市で創業208年の「笹正宗酒造」が火災に見舞われたことを受け、福島県酒造組合は再建応援募金の受け付けを開始した。同組合はホームページで「温かいご支援をよろしくお願いいたします」と国民に呼び掛けている。
笹正宗酒造の杜氏である岩田悠二郎社長と兄の高太郎専務は、連名のメッセージを寄せ「一日も早い再建を果たすことが私どもの責務であり、何よりの恩返しであると考えております。これからも『一日一生』の思いを胸に、一歩ずつ着実に再建へ向けて歩んでまいります」と決意を表明した。
高太郎氏は自身のX(旧ツイッター)で、火災により商品が焼失した上、パソコンも壊れてオンライン販売のシステムを停止できない状況にあると説明。「ご注文はお控えください。すでに振り込み完了の方は何年掛かっても商品送ります」と購入予定の顧客に呼び掛けている。
一方、6~7日に郡山市で開かれる県主催の「ふくしまの酒・味噌・醤油まつり」では、予定通り笹正宗酒造の製品が販売される見通しとなった。
火災は1日に発生し、国の登録有形文化財に指定されている母屋や酒蔵などがほぼ全焼。醸造機能が失われる深刻な被害が出ている。
募金の詳細は、福島県酒造組合のホームページ(http://sake-fukushima.jp/?p=3617)で案内している。