
中国商務省は16日夜、米中両国が一部品目の関税を引き下げることで合意したと明らかにした。北京で開かれた米中首脳会談を受け、中国が米国から航空機を購入するほか、米国産牛肉の輸入拡大へ取り組みを進めるとの方針を表明した。
商務省が発表した報道官談話によると、米中両国は貿易、投資分野での双方の懸念事項を協議するため貿易委員会と投資委員会を設置することで合意した。関税引き下げについては貿易委員会で協議する。
両国の作業チームが詳細事項について協議を続けており、最終的な取りまとめを急ぐ。
中国外務省によると、王毅共産党政治局員兼外相は15日、習近平国家主席が今秋に米国を国賓訪問すると表明した。トランプ米大統領が習氏を9月24日に招待すると公表していたのを追認した。
今回の合意は、米中貿易摩擦の緩和に向けた前進とみられる。両国は今後、貿易委員会での協議を通じて関税引き下げの具体化を目指す。