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中国の習近平国家主席は14日のトランプ米大統領との会談で、「トゥキディデスの罠(わな)」に言及した。この概念は、既存の支配的大国と新興大国の間で大規模戦争が起きやすくなる現象を指す。
習氏はこれまでにもこの言葉を取り上げ、米中が協力することで戦争を回避しようと呼びかけてきた。しかし、米国内ではこれを米国に対する「脅し」と解釈する見方もある。
トゥキディデスは古代ギリシャの歴史家で、『戦史』の著者として知られる。彼は紀元前431年に始まったペロポネソス戦争について、陸軍大国スパルタが勃興するアテネを恐れて開戦に踏み切ったと論じた。
このような構図の戦争はその後も繰り返されてきた。2010年代に米ハーバード大学のアリソン教授がこの現象を「トゥキディデスの罠」と名付けた。同大学の研究センターによると、国際秩序を揺るがしうる新興大国の台頭は過去500年間に16回あり、このうち12回で大規模戦争が発生した。
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