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5月7日に実施された英国の地方選挙で、一部自治体の即日開票が始まった。事前予想では国政与党の労働党が大幅に議席を減らす見通しで、党内ではスターマー首相の引責辞任をにらんだ後継争いが早くも活発化している。
一方、トランプ米大統領の盟友と評されるファラージ下院議員率いる右派ポピュリスト政党「リフォームUK」の躍進が予想され、2029年までに実施される次期総選挙に向けた党勢拡大の好機となりそうだ。
英メディアによれば、労働党はイングランドで最大1800議席を失うとの予想も出ている。過去100年以上にわたり多数を占めてきた西部ウェールズの議会でも第3党に転落する恐れがあるという。
ラミー副首相は7日深夜、BBC放送の番組に出演し、「状況が厳しいのは明白だ」と認めた。
英紙タイムズ(7日、電子版)によると、かつて労働党の党首を務めたミリバンド・エネルギー安全保障相はスターマー氏との面会で、「地方選の大敗を受けた「スターマー降ろし」や後継の党首争いで党内が分裂するのを避けるため、スターマー氏が自ら退陣の時期を表明して後継者選びを円滑化させるよう助言した」という。
労働党内では、レイナー前副首相やストリーティング保健相が次期党首への意欲を示しており、いずれも党首選の発議に必要な下院議員の推薦人数を確保済みと伝えられている。
開票作業は大半の自治体で8日朝から実施されるため、大勢判明は8日夕(日本時間9日未明)前後となる見通し。