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「Boox Note Air」は、Onyx Booxが手がける10.3インチE Inkタブレットだ。電子書籍リーダーとしての読書体験と、スタイラスを使ったデジタルノートの両方を1台で実現した製品で、「iPadとKindleのいいとこ取りをした端末」として注目を集めている。
本体は厚さ約5.8mm、重さ約420gと軽量で、片手に持ったまま長時間の読書をしても疲れにくい。E Inkディスプレイは紙のような質感で、目の疲れを抑えながら快適に文字を追えるのが特徴だ。さらに調整可能なフロントライトを内蔵し、暗い場所での読書にも対応する。
ノート機能もこの端末の大きな売りだ。付属のスタイラス(ペン)を使えば、紙のノートに書くように自然な手書きメモを取れる。手書きした内容をテキストに変換するOCR機能や、PDFへの直接書き込みにも対応しており、会議のメモや資料への注釈付けといったビジネスシーンでも活躍する。
Androidを搭載しているため、Kindleアプリや楽天Kobo、青空文庫ビューアーなど、好みの電子書籍アプリを自由にインストールできる。これにより、これまでKindleで購入した本もそのまま読むことができ、専用の電子書籍端末を持ち歩く必要がなくなる点は、大きなメリットだ。
価格は一般的なタブレットと比べると決して手頃とは言えないが、「読書とノート取りに集中できる環境」を求める人にとっては、価値のある投資になるだろう。多機能なiPadと比べるとできることは限られるが、その分、余計な通知に邪魔されず、本を読み、考えを書き留めるという本質的な作業に没頭できる。読書もメモも1台にまとめたい人には、有力な選択肢だ。