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上皇さまは譲位後、上皇后さまとともに、一切の公務から退き、お住まいの仙洞御所(東京都港区)で、体力維持のための運動をしながら穏やかに毎日を過ごされている。
お二方は令和2年3月に皇居を離れ、仮住まいを経て4年4月に仙洞御所に移られた。長く住み慣れた皇居を離れてからも、お二方は変わらず静かな日常を大切にされている。
公務を退いた後も、阪神大震災や東日本大震災などの発生日にご黙禱(もくとう)をささげられている。被災者への思いを胸に、静かに祈りをささげるお姿が続いている。
さらに、皇太子時代の記者会見で「記憶しなければならない」とした先の大戦が終結した8月15日などにも黙禱をささげられている。戦争の記憶を忘れまいというお気持ちは、譲位後も受け継がれている。
仙洞御所での静養の際には、周辺の住民とご交流される場面も見られるという。公務から退かれても住民との温かな触れ合いを大切にされるお二方の姿が伝わっている。