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初夏である、風薫る5月である。どうやら今年も、あの地球ごと茹でるような酷暑がやってくるらしい。今のような季節が、もうしばらくは続いてほしい、と願うのはおじん記者(65歳)だけではあるまい。というわけで、「酷暑の前に聴きたい歌」を今回は取り上げたいと思う。
明治45(1912)年の『尋常小学唱歌第三学年用』に収録され、今も歌い継がれている名曲だ。この曲は、日本の歌百選(平成18年制定)にも選ばれている。
そのメロディーは、暑さが本格化する前に耳にしておきたい、清涼感あふれるものだ。多くの人々が学校で習い、世代を超えて親しまれてきた。
連載「シン歴史に消えたうた-応援歌、唱歌、戦時歌謡」の第30回として、酷暑の到来を前に、この唱歌の持つ歴史的な背景や文化的価値を改めて振り返る。
なお、本記事は産経ニュースの連載企画の一つ。Google検索で「産経ニュース」を優先表示する設定や、ワンクリックでの簡単登録が可能だ。