
九回裏、7-7の同点で迎えた阪神の攻撃。先頭打者の森下翔太がフルカウントから中日・牧野の直球を捉え、左翼席へサヨナラ本塁打を放った。
この一振りで阪神は7点差をひっくり返し、今季初のサヨナラ勝利を飾った。甲子園は大歓声に包まれ、背番号1は「最後の最後でいい当たりが出たのでよかった」と語った。5月は打撃不振に苦しんでいたが、昨年のクライマックスシリーズ以来のサヨナラ弾。チームメートからのウオーターシャワーに笑顔を見せた。
阪神の追撃は驚異的だった。六回まで中日先発のマラーに無得点に抑えられ、投手陣も七回までに7失点。ところが七回裏、途中出場の坂本、代打嶋村、中野が3者連続適時打で4点を返すと、八回には坂本と代打木浪が連続適時打で同点に追いついた。八回までに放った12安打はすべて単打で、佐藤は七回四球、八回右前打とチャンスメーク。チーム一丸の攻撃が光った。
藤川監督は「びっくりするようなゲーム。(今後に)生かさなければいけない」と振り返った。森下は「個々の能力をしっかり出せば、本当に強いチーム」と拳を握った。(嶋田知加子)
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