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韓国のスタートアップ界で、起業の当初から日本市場を最初のターゲットに定める「日本ファースト」戦略が急速に広がっている。国内市場を超え、AIやデザイン、福祉といった分野で、事業計画の初期段階から日本を主要な市場として組み込む動きが目立ち始めた。
この背景には、人手不足や高齢社会といった日韓両国に共通する社会課題の存在がある。韓国の起業家らは、国内で磨いたビジネスモデルを、同じ課題を抱える日本市場に展開することで、事業成長のスピードを一段と高めようとしている。
参入の軸となっているのはAIや独自デザインといった強みだ。特に福祉分野では、技術力とデザイン力を武器に日本の現場課題の解決を目指すスタートアップが増加。単なる安価な労働力の提供ではなく、付加価値の高いサービスで日本市場の開拓を図っている。
「日本ファースト」戦略の特徴は、単なる輸出先としてではなく、事業計画の中核に日本を据える点にある。現地のニーズに合わせた製品開発や、日本企業とのパートナーシップ構築までを初期段階から視野に入れた、戦略的なアプローチが取られている。
日韓のスタートアップ間の連携が深まる中、この動きは双方のエコシステムにとって新たな成長機会を生み出している。日本の企業や投資家にとっても、韓国発の革新的なサービスや技術と協業するチャンスが広がりつつあり、今後の展開が注目される。