
木原稔官房長官が2日、令和元年の火災で焼失し復元が進む首里城(那覇市)の正殿(せいでん)の復元完成式を11月22日に開催すると発表したことを受け、沖縄県の玉城デニー知事は「正殿完成の節目を迎え、大変感慨深く、心よりうれしく思っている」とのコメントを発表した。
玉城氏はコメントで、正殿の完成について、「沖縄の歴史と文化の象徴が蘇る、まさに首里城復興の大きなマイルストーンだ」と評した。
内閣府沖縄総合事務局などによると、琉球王国の歴史をつなぐ正殿の復元工事は令和4年11月に着工。正殿外観の塗装には「弁柄(べんがら)」と呼ばれる赤褐色の天然顔料が用いられ、鮮やかな朱色に塗られた正殿正面の「向拝」がより際立ってみえるようになったという。向拝には極彩色の装飾も施されている。
首里城正殿は戦前、国宝に指定されていたが、先の大戦末期に始まった沖縄戦で破壊された。昭和47年の沖縄の本土復帰後、国と県が復元整備事業に着手。復帰から20年の平成4年に完成したが、令和元年10月に全焼していた。
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