
先進7カ国首脳会議(G7サミット)出席に先立つ英伊歴訪で、高市早苗首相が着実な進展を目指すのが日英伊による次期戦闘機の共同開発計画だ。
財政難で防衛事業への投資が見通せない英国では、開発計画の主導的立場だったヒーリー国防相が辞任するなど暗雲も垂れ込める。
一方、カナダのオブザーバー参加が調整されるなど各国の関心は高く、開発の行方が注目される。
日英伊の次期戦闘機開発計画「グローバル戦闘航空プログラム」(GCAP)は、2035年の初号機配備を目指す。
ただ、英国は財政事情で設計などをめぐる官民間の契約締結が遅れており、高市首相は訪英で長期の資金拠出をスターマー首相に働きかける方針だ。