t>

高市早苗首相が27日の記者会見で特別国会の運営について「反省点は特にない」と述べたことを受け、28日に野党から批判が相次いだ。国民民主党の玉木雄一郎代表は「客観的に見て問題」と指摘し、立憲民主党の蓮舫参院議員はX(旧ツイッター)に「反省点ないんだ」と皮肉を込めて投稿した。
玉木氏は28日の記者会見で、首相発言について「どうですかね。驚いた人が多かったなと思う」と笑いながら述べた。その上で「本当にそう思っているのであれば、その認識のギャップがどこから生じているのか」と疑問を呈した。
玉木氏は、「多分、首相は首相なりに全ての自分に入ってくる情報を踏まえて適切な判断をしていると思うが、そもそも入ってくる情報が偏っていたり乏しかったりしていた結果、混乱につながった」と指摘した。
国会が延長され、今年度予算が昨年度内に成立しなかったことを挙げ、「当然、年度内の予算成立や会期内のすべての法案成立は目指していたはずだが、結果として叶わなかったことについては、何が課題だったのか検証すべきではないか」と語った。
その上で、「(首相が)反省点がないと言い切れることにも理由があると思う。そこは政府与党、あるいは周辺の支えている人たちからの情報が本当に正しく正確に全ての情報が入っていたのか、というところが問われる。首相は問題ないと言い切っているということは、ご本人の認識は問題ないと思っているが、客観的に見ると問題があるので、そこのギャップを生み出したコミュニケーションの何らかの課題ということを解消していく必要があると思う」と述べた。
公明党の竹谷とし子代表は28日の会見で「率直に感じた点としては違和感を覚えた」と述べた。「圧倒的な多数を衆院では持っているにもかかわらず国会の会期を延長せざるを得なかったということについては大きな反省点があるべきだが、それについて何の言及もないということは、いかに国会のことを考えていないか、軽視しているか、ということの表れであると思った」と話した。
竹谷氏は円安や長期金利の上昇、石油由来のナフサなどの資源調達といった問題に対する首相の姿勢にも言及した。「心をあまり寄せていないからこそ対策は十分だと感じているのかもしれないが、それは現場の実態とは大きく異なるという意味で、国会も軽視しているし、国民生活の現場、中小企業の現場もあまり見ていないということから、その言葉が発せられたのではないか」と自身の考えを述べた。
蓮舫氏は28日、Xを更新し、「予算委員会には出席しない。党首討論もできるだけ先送り。総理の国会への姿勢で国会は空転。国民の総意ではない皇室典範改正は数で強行。自民党福岡県議の政治と金は無視。物価高対策には鈍感」と批判し、「反省点ないんだ」と投稿した。