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71歳の男性が、34歳年下の女性からのプロポーズともとれる申し出を「お断り」した。男性は「『後妻業の女』かと思った」「老人扱いされた」と振り返る。年の差婚をめぐる婚活現場で今、「おぢアタック」が話題だ。結婚相談所の仲人が、成功と失敗を分けたリアルな事例を明かした。
話を聞いたのは、都内の結婚相談所で20年以上、仲人を務めるベテラン女性だ。それによると、この71歳の男性は元会社役員で、経済力がある。お見合いで出会ったのは37歳の女性。初対面から「ぜひ結婚してください」と迫られ、男性は違和感を持ったという。「あまりに急すぎる。私の財産目当てではないかと疑った。さらに『無理をしないでください』と言われ、完全に老人扱いされたと思う」と男性は語った。
仲人によれば、こうした年齢差のある交際を求め、男性側が若い女性に一方的にアプローチする「おぢアタック」は後を絶たない。40代後半の男性が10歳以上年下の女性に何度もメッセージを送り、「年齢は関係ない」と迫ったケースでは、女性側が「気持ち悪い」と退会してしまった。条件ばかりを並べる男性は、相手の気持ちを考えずに失敗するケースが多いという。
一方で、年の差婚に成功した例もある。50代の男性と40代の女性は、互いに「歳の差」ではなく「人生設計」を話題にした。男性は「君の人生を尊重したい」と伝え、女性も「この人なら対等に向き合ってくれる」と感じた。仲人は「成功する人は、相手を所有物ではなく一人の人間として見ている。失敗する人は、年の差を言い訳に自分を棚に上げる」と指摘する。
仲人は「年の差婚は不可能ではないが、相手の心を見ずに年齢や条件だけで判断すると、『後妻業』や『おぢアタック』と疑われる関係になる」と話す。71歳の男性の「お断り」は、結果的に互いを不愉快にしない選択だったのかもしれない。年の差を超えるには、誠実な対話と敬意が何より必要だ。