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横浜市の市立中学校給食で4月、異物混入などの疑いがあるとして予備食で対応した案件が69件あったことが15日、市教育委員会への取材で分かった。市教委はこのうち45件を業者による製造過程での混入の可能性が濃厚とし、その他の24件については業者によるものではない混入と判断した。
市教育委員会学校給食・食育推進部によると、4月は8日から30日にかけ、市立中学校143校で、業者が製造したものを各学校に運搬して提供するデリバリー方式による給食を提供した。学校側からは、異物混入などのために予備食と交換したとの報告が69件寄せられた。
同部ではこの69件の状況を調査し、業者に由来する異物混入とみられるものは毛髪やビニール片など45件(前年同月比19件増)と認定した。残りの24件はシャープペンシルの芯などで、業者の製造過程による異物混入ではないと判断したとしている。
横浜市立中学校の給食は昨年度までは選択制だったが、今年度から全員が給食を食べることになった。同部によると、4月の提供数は昨年が約65万食だったのに対し、今年は約124万食に増えたという。
昨年4月と比較し、発生率に大きな改善はみられない状況だが、同部は「引き続き、異物混入をゼロにすべく努力していく」としている。
同市立中学校給食を巡ってはまた、同市教委は、8日に工場で製造段階のおかずから長さ約2センチの細長い異物が見つかり、82校458食のアレルギー代替食でおかずが1品欠品になったと発表した。同部では、異物の特定や混入経路を調べている。(橋本謙太郎)