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3日朝、岐阜県養老町の県道で9歳の男児が軽乗用車を無免許運転する事案が発生した。「無人のクルマが走っている」との通報を受け現場に急行した警察官が男児を保護。事故はなかったため事件化せず、保護者に対して厳重注意を行った。
岐阜県警養老署によると、警察が事案を認知したのは3日午前7時ごろ。養老町内の県道を走行していた車の運転者から「対向してきた軽乗用車に運転手の姿が見えない」との通報が寄せられた。
同署は周辺を捜索。通報者の目撃車両と同車種の軽乗用車がコンビニエンスストアの駐車場に不自然に停車しているのを発見。運転者に職務質問しようと近づいたところ、運転席には9歳の男児が座っていた。「運転していたのは誰か」と尋ねたところ、自ら運転してきたことを認めたため、その場で保護した。
保護された男児は大垣市内に住む。同日午前6時ごろ、キーが付いたまま自宅駐車場に保管されていた父親所有の車を無断で持ち出し、関ケ原町内の祖母宅へ行こうとしていた。しかし途中で道に迷い、養老町内をさまよっているところを発見された。
調べに対し、男児は「運転は父親の運転を見たり、ゲームで覚えた」と話した。身長135cmの男児は運転席シートを最前方にし、軽く腰掛け、ハンドル下部にしがみつくように運転しており、対向車からは無人車両のように見えたとみられる。
男児は信号を守り、低速度で走行していたとみられ、交通量の少ない休日だったため事故には至らなかった。警察は男児が幼く、深く反省していることから事件化せず、鍵の保管徹底を含め保護者に厳重注意を行った。