NHK技研、目に優しいVRゴーグルを薄型化 光学系の厚さを79%削減

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Yuki Tanaka
IT - 22 5月 2026

NHK放送技術研究所(技研)は5月21日、目の疲れを軽減し自然な立体映像を表示できるライトフィールド方式の薄型VRゴーグルを発表した。従来の光学系で必要だった約4cmのすき間を廃し、レンズアレイと接眼レンズを接触配置することで、光学系の奥行きを79%削減した。

技研は、レンズアレイと接眼レンズを事実上一枚の光学素子として機能させ、光線の制御と集光を同時に可能にした。これにより光学系の奥行きは従来の49.5mmから10.5mmへと大幅に短縮され、装置が大型化しやすいライトフィールド方式の課題を克服した。

さらに、高精細なマイクロディスプレイパネルを採用し、光の動きを細かく計算するレイ・トレーシング技術と組み合わせた。これにより、高精細な3次元映像をリアルタイムで表示できることを確認している。

一般的なVRゴーグルは左右の目に異なる映像を表示し、視差によって立体感を生み出す。しかし、映像中の物体の距離にかかわらず、目のピントは常にディスプレイ位置に固定されるため、「ピント位置」と「立体映像の位置」がずれ、長時間の使用で目の疲労を引き起こすとされている。

ライトフィールド方式は現実世界と同様に光線を再現するため、手前の被写体にピントを合わせると遠景が自然にぼけるなど、自然な見え方を実現する。目の焦点位置が無意識に調整されるため、技研は目の疲れを抑えた長時間視聴が可能になると期待している。

同研究所は5月28日から31日まで開催する一般公開イベント「技研公開2026」で試作機を展示する予定だ。今後は映像の精細さと表示範囲の拡大に向けた改良を進め、教育・医療・エンターテインメント分野への応用を目指すとしている。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、ITmedia NEWSの記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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