
千葉の街並みが誕生してから900年の節目を迎え、その記念式典が1日、千葉市中央区の亥鼻公園で開かれた。出席者らは先人への感謝と敬意を示し、今後の街の発展を誓い合った。
式典には地元議員や市内の若者ら約300人が参加。神谷俊一市長は式辞で「歴史を受け継ぐことは、単に守ることではなく、時代に応じて新たな価値を生み出し、未来へつないでいくことだ。千葉の街をさらに磨き上げ、誇りと愛着に満ちた豊かな地域社会を皆さまとともに築いていく」と述べた。
市消防音楽隊による演奏や、地元中学生たちによる市歌の合唱が行われ、会場は祝賀ムードに包まれた。
千葉一族は源平合戦などで功績を残し、東北から九州まで所領を得た。平安時代の大治元(1126)年、千葉常胤の父・常重が現在の亥鼻付近に本拠を構えたのが、都市としての千葉の始まりと伝わる。
市内では開府900年にちなんだイベントのほか、小中学校で先人の取り組みを学ぶ授業を展開。6日には千葉JPFドームで「千葉開府900年記念まつり」が開催され、人気お笑いコンビ「レインボー」が司会を務め、記念アンバサダーの女優、飯豊まりえさん(28)も登場する予定だ。