
埼玉県川口市の住宅で刺殺されたケアマネジャーの女性が、1日午後3時ごろにこの住宅に住む高齢女性を訪問診療する約束をしていたことが、2日、捜査関係者への取材で分かった。住人の男(60)が同時刻に110番しており、県警は男が女性の訪問直後に切り付けたとみて殺人事件として捜査し、2日、住宅を家宅捜索した。
午前9時10分ごろ、かばんやプラスチック製のケースを持った捜査員約10人が住宅に入り、現場検証を行って状況を調べた。
県警によると、110番の内容は「ケアマネジャーの女性を刃物で刺した。これから自分も刺す」というものだった。介護支援専門員、鈴木希代子さん(63)=川口市末広=が血を流して倒れているのが見つかり、住人の男は自ら首を切って死亡した。
鈴木さんの首にも外傷があった。県警は男が鈴木さんを切り付けた後、自らを刺したとみている。
住宅は男と高齢の母親の2人暮らしとみられる。住宅内では凶器とみられる血の付いた刃物が見つかった。