
岩谷産業が14日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前年同期比2.9%増の9085億円、純利益は17.8%増の476億円となり、売上高・純利益ともに過去最高を更新した。
主力のLPガスは輸入価格が低位に推移し減収となったが、電子部品向けの産業ガスやバイオマス燃料の販売増加が業績を押し上げた。
純利益の増加は、旧東京本社の売却益を計上したことも寄与した。
27年3月期の見通しは、LPガス事業でM&Aによる販売増や光ファイバー向け産業ガス、水素拡販などにより売上高が5.7%増の9600億円となる見込み。一方、純利益は前期の売却益反動減で4.5%減の455億円とした。
中東情勢の影響が懸念されるなか、間島寛社長兼CEOは「現時点で国内向けの供給に不安はない」とし、「先行き不透明な状況を注視しつつ、引き続き安定供給に努める」と話した。