
コンビニ最大手セブン―イレブン・ジャパンが、「セブンカフェ」で販売するアイスコーヒー用プラスチックカップのリサイクル(再利用)費用を全国約2万の加盟店から過大徴収していたことが3日分かった。2024年度までの6年間で計十数億円に上るもようで、7月までの返金を目指す。阿久津知洋社長は5月に開いた社内会議で誤りを認めた。経営責任の明確化と処分を検討している。
容器や包装が欠かせないコンビニなどの事業者は、プラスチックのリサイクル促進を目的に容器包装リサイクル法に基づき、再利用の委託料を日本容器包装リサイクル協会(東京)に支払う義務がある。セブンは各加盟店から徴収し、協会にまとめて支払っている。
昨年5月に加盟店の指摘を受け、過大徴収が発覚した。協会の担当者は「昨年秋にセブン担当者から概要説明があった」と話した。
複数の関係者によると、セブン側は過大徴収の詳細を調査中で、全加盟店への返金手続きを進めている。返金は7月にも完了する見通しだ。
セブンは今回の問題を受け、再発防止策として内部監査の強化と徴収システムの見直しを検討している。阿久津社長は会議で「お客様と加盟店にご迷惑をかけたことを深くお詫びする」と述べたという。