
スバル株が8日の東京市場で独歩高となり、日経平均が大幅下落する中で逆行高を演じた。背景には、米国で生産する3列ミッドサイズSUV『アセント』の日本市場投入を検討しているとの観測があり、投資家の期待を集めている。
一方、8日の日経平均株価は前週末比2563円52銭安の6万4024円60銭と3日続落し、下げ幅は一時3100円を超えた。米国市場でハイテク株が安く、半導体や人工知能(AI)関連株に売りが先行したことが響いた。
先週末のニューヨークダウは695ドル安の5万0866ドルと反落した。5月の米雇用統計が市場予想を上回り、米労働市場の改善を示す結果となったことで、利下げ期待が後退した。
米連邦準備理事会(FRB)が当面、政策金利を維持するとの見方が強まり、売りが優勢な展開が続いている。市場では、早期の利下げ観測が後退したことで株価の重しとなっている。
チューリングは、スバル、デンソーとともに車載エレクトロニクス分野での協業を進めており、自動車業界の変革に注目が集まる。SNSでは「対エルグランドやね」「バチバチやり合うのは活気があっていい」と、アセントの競合車種との比較や市場活性化への期待が飛び交っている。